例年、この時期に愛知県私立幼稚園連盟が主催となり、各幼稚園から園長先生や保護者の皆様が5~6名ずつ参加してくださって、幼児教育懇談会を開催していただきます。私は最初にプロフィールをお話し、誕生の時、女だったので父親ががっかりしたこと、男の子のように育てられておてんば娘になったこと、父親の後を継いで議員になったことなどをお話しました。
幼稚園教諭時代に連盟の常任理事となり、補助金獲得のために、地元の県議会議員とつながる必要性を実感したことを話しました。その後、自分が議員となって幼児教育無償化を訴えたこと、議員は労働基準法の適用がなく、女性議員に産休が適用されないので、女性議員が安心して休めるように、自分が議長の時に「産前6週間、産後8週間」を明文化し、全国に呼び掛けたことなどを話しました。
昨年の12月28日の新聞に、「現職市議で初めて産休取得」と小牧市議の赤ちゃんを抱いている記事が掲載されました。8月に出産されて、産前産後の休暇も取られたとの事で、議長の時の議会会則明文化がこうしてつながったと思うと感慨深いものがあります。これから女性議員が増えることを期待し、環境も整えていきたいとお話しました。
最後に、自分を振り返って子どもたちに何を伝えるべきか、何を残していくのかを話しました。先を行く大人として親として、私たちがするべきことは「家族の大切さ」「人とつながる絆」を教えていく事。今を生きていることの尊さ、つながれた命を次に残していくことの大切さを伝えていきたいと話しました。ご両親が仲良く、温かい家庭でお子さんを見守ってくださいとお願いし手終わりました。